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VLOOKUP 関数

誰でもできるVLOOKUPをマスターしよう(サンプルデータ配布)

EXCELの基本となるVLOOKUPをマスターして、仕事の業務効率化をしましょう

VLOOKUP(ブイルックアップ)は指定した値を参照し、すぐ隣にあるデータを引っ張ってくる関数です。この関数を使いこなせば1つの値を入れればデータを複数個飛ばすことができるのでデーター入力の効率化ができます。

用途
・情報整理
・売上票の作成
・データーベースからの参照

関数

=VLOOKUP(①検索値, ②範囲, ③列番号, ④検索方法)

関数の説明
①検索値 入力したデーターの参照元になる値を入れます。
②範囲  データーベースの表の範囲を指定します。
③列番号 データーベースの左から数えた番号を入れます。
④検索方法 FALSEまたはTRUEのどちらかを入れます。

サンプルとしまして、商品情報を入れれば自動で売上金額を自動で計算される表を用意しました。

こちらをクリックしてダウンロード


サンプルでの表の見方
データーベース部分

左側にある部分がデーターベースの部分になります。

VLOOKUP関数が入っている箇所は右側のデーター入力箇所の黄色に塗ったところになります。

茶色の情報入力欄の部分に各項目を入れると自動で黄色の値(商品名と単価)が表示され、緑色の金額が自動で計算されるという仕組みになっています。

黄色の表のL5にはこのようにVLOOKUP関数を入れています。

=VLOOKUP(K5,$D$4:$F$9,2,FALSE)
これを分解すると・・・
①検索値 →K5
セル番号K5に入っている商品コード1と、範囲で合致した値を検索する。

②範囲  →$D$4:$F$9
データーベースの表D4からF9までの範囲までを参照する。

③列番号 →2
データーベースの2列目の値(商品名)を出すこと。

④検索方法→FALSE
一致しないものはエラーを表示する。

としています。

隣のM5には・・・
=VLOOKUP(K5,$D$4:$F$9,3,FALSE)
が入っています。

①検索値 →K5
セル番号K5に入っている商品コード1と、範囲で合致した値を検索する。

②範囲  →$D$4:$F$9
データーベースの表D4からF9までの範囲までを参照する。

③列番号 →3
データーベースの3列目の値(単価)を出すこと。

④検索方法→FALSE
一致しないものはエラーを表示する。

関数の引用の画面だとこのような形になります。

L5とM5の関数が出来上がれば、オートフィルで下に式をコピーすれば検索値が自然と移動するので簡単にできあがります。

・データーベース作成の注意点
①検索値の値を左側のセルに持ってくること
データーベースを作成するには次の注意点が必要です。VLOOKUP関数では①検索値から右側にある値しかもっていきません。そのため、①検索値になるようなコード類は必ず左側に持っていき、必ず②範囲指定で最左にするようにしてください。検索値はデーターベースと入力項目で一致していれば記号でも文字列でも結果が返ってきます。結果が返ってくるといっても検索値にするのはできるだけシンプルな数字や英語を使ったコードにすると良いです。

②データーベースの検索値部分は同一の値を存在させないこと
データーベース内に同一のコードが存在すると、VLOOKUP関数の性質から上位にあるコードを優先して値を返すようになっています。重複させないようにしてください。

このようにデーターベース部分にコード2と書いたバナナとレモンがあったときに、データーべースから返ってくる値はデーターベース上部にあるコードのバナナを優先して値が返ってきます。レモンには他のコードとは重複しないコードを与えれば正しい結果が返ってくるようになります。

・VLOOKUP関数でよくあるエラー
TRUEとFALSEの使い分け
FALSEを使う場合
完全にデーターベースと一致するコードを参照したい場合はFALSEを使ってください。

TRUEを使う場合
検索値に近いコードで結果を求めている場合はTRUEを選択してください。(TRUEを使う用途があまり思いつかないです。)
試しにサンプルのL5の関数にて④検索方法部分をFALSEからTRUEに修正し、K5を2.4にすると2に近いバナナが表示されます。FALSEだとエラー表示になります。この幅は2.0~2.9の値であればすべてバナナが表示されます。こういった不確定な幅で検索結果を求める場合はTRUEを使うと良いです。

・②範囲指定がずれる
同じデーターベースを参照して関数を作る場合は、②範囲の指定は他のセルにコピーしたときでも、範囲がズレないように②範囲に入れたセルの部分を&で囲うと便利です。

・③列番号の指定
列番号を指定を誤るとVLOOKUPの値の結果が誤った値が出てきてしまいます。サンプルのようにデーターベースの上に列番号を表記しておくと便利です。データーベースが20列になるとゴチャゴチャになってしまいますからね。

VLOOKUP関数と他の関数を組み合わせて使う
#N/Aの表示を無くす
①検索値にある値の箇所に数値が入ってないとこのようにエラー表記になってしまいます。表の作りとしては問題ありませんが、見栄えが悪いです。

これを回避するために、VLOOKUP関数と組わせでIFERROR関数を組み合わせると①検索値が空白であっても#N/Aが表示されなくなります。
サンプルデータのL5を
=IFERROR(VLOOKUP(K5,$D$4:$F$9,2,FALSE),” “)
にすると#N/Aの表示が消えます。
これはエラー表示だった場合にどのような表記をするかという関数を組み合わせた結果でエラー表示を消しています。
エラー部分を空白としていますが、上記の組み合わせ関数で赤く塗った箇所を
=IFERROR(VLOOKUP(K5,$D$4:$F$9,2,FALSE),”記入なし”)
とすると、無記入の①検索値に対しては記入なしと自動で表示されます。

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LEFT LEN MID RIGHT 関数

セル内の特定・不特定の文字を取り出す関数

エクセルから文字を切り取って別のセルに貼り付ける方法を紹介します。別のセルに切り取るには特定の文字だけを削除する方法、不規則の文字列から抽出する方法があります。この関数を使いこなせば表記ズレを直したり、一括で文字を修正するのに役立てます。


セル内の特定した文字だけを取り出す場合

例:メールアドレスの一部(@以降)を切り取りたい場合


@example.comを削除
下記の表でメールアドレスの@以降のドメイン部分を切り取りたい場合は置換機能で切り取ることができます。

①削除したいセルの範囲をマウスでドラッグする。



②検索と置換機能を使う
キーボードのコントロールボタンとHボタンを同時に押して検索と置換機能を呼び出して下さい。

③削除する
検索する文字列:@example.com
置換後の文字列:
空白にします。
この入力が終わったらすべて置換をクリックします。


④削除後の内容確認
置換が終わったら削除できてるか確認してみて下さい。


同一の内容であればこのような一括削除が可能です。
置換後の文字列:に任意の文字を入力すれば、検索する文字列から置き換えすることができます。ドメインの変更があった場合に役に立ちます。



不規則の文字を取り出す場合
特定の文字列ではなく、不規則に並んでいるセルうち、指定した範囲の文字を取り出します。

取り出す前に指定した文字がセル内の何文字目に存在するか確認する必要があります。セル内に記載された内容を読み上げれば数えられますが、関数によって探すことができます。

=FIND(”検索したい単語”,文字数目を表示したいセル)
=FIND(“o”,B3)
”o”→セル内に含まれているoを検索する。大文字と小文字は区別されてます
B3→B3の中身を検索する。
関数の入力結果は16と表示されました。
1文字目から検索開始して16文字目にoという文字が含まれてましたのでこのような結果となります。

下記の例でoが含まれてるのを抜き出すとこのような結果になります。

また、文字は1文字だけではなく単語を入れても検索可能です。
co.jpを検索文字とした場合は下記のような結果となります。
結果に♯VALUE!となっている場合は検索単語が含まれていないという意味になります。



セル内の検索したい文字数目が判明したら抜き出す情報が手に入りました。抜き出すのに使用する関数は
①LEFT関数
②RIGHT関数
③MID関数
になります。

例 URLを記載したセルからそれぞれの関数を使って抜き出す。

①LEFT関数
セルに記載されている文字から左から数えて○個目の文字まで表示する関数
=LEFT(指定したセル,抜き出す文字数)

URLからhttps://の部分を抜き取る場合は次のような式になります。

=LEFT(B3,8)
B3にあるセル→https://www.yahoo.co.jp/
文字数→8文字

FIND関数でwwwを検索値にすればwにある文字数が9文字目と結果が返ってきますので、その1文字前のLEFT関数内では文字数8と入力すれば良いということがわかります。


②RIGHT関数
セルに記載されている文字から右から数えて○個目の文字まで表示する関数
=RIGHT(指定したセル,抜き出す文字数)

URLから右から数えて10文字目以降の文字を表示させる
=RIGHT(B3,10)
B3にあるセル→https://www.yahoo.co.jp/
文字数→10文字
その結果、 hoo.co.jp/ が表示されます。

③MID関数
指定した文字以降から指定した文字数までを取り出して表示する関数
=MID(指定したセル,抜き出したい文字数目,抜き出したい文字数)

FIND関数で抜き出したい文字を検索値にして何文字目に存在するのかを調べておくとMID関数を入力するのが楽です。

例 www以降の文字を抜き取りたい
=FIND(“www”,B3)
と入力し、結果が9と返ってきます。
なので、MID関数に入力する抜き出したい文字数目には9と入力すれば良いと言うことがわかります。

URLから9文字目以降の文字を表示させる
=MID(B3,9,1000)


B3にあるセル→https://www.yahoo.co.jp/
9→B3にあるセルの9文字目
1000→セル内の1000個までを取り出す。
1000は例です。セル内の値を超えた分は表示されず、表示可能な中身が全て表示されます。10とすれば10文字分取り出します。
10文字の場合は www.yahoo. となります。
半角・全角関係なく1文字は1文字として取り出します。

この関数を使う場合、上記の特定の文字を削除すると同じような結果になります。不特定の文字が並んでいる内の○文字以降を抜き出したいという場合はこの関数が有効的に使えます。


おまけ
セル内の文字数が何文字入っているかを調べる関数

=LEN(調べたいセル)
先程のB3の文字数を調べるときは・・・
=LEN(B3)
と入れます。すると24という数字が返ってきますので、この数字が文字数を表しています。

FIND関数でwwwを検索値にすればwにある文字数が15文字目と結果が返ってきますので、その1文字前のRIGHT関数内では文字数10と入力すれば良いということがわかります。

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関数

エクセルテクニック 関数の中身を分解し結合して正しい関数を作る方法

エクセルで関数を作成しているときに、引数によってはセルのドラッグしたときに自動で引数の数値が変化してくれないものがあります。
例えば、VLOOKUP関数だと列番号が自動で数値が変わらず固定した数値になってしまいます。10個程度の関数ならば1個ずつ手で直すことはできますが、50個や100個になると手で直すのが面倒くさいです。せっかくのエクセルなのにここは手作業なの?と思うかもしれますが、原始的な方法にはなりますが関数の中身を一度分解して、再度結合することで思うように関数を作成することができます。

作成例
下記の個人情報を整理するためのVLOOKUPを関数を分解して作成する

データはダミーのものです。
http://kazina.com/dummy/
のサイトよりデータ出力しました。


作業エリア
ここの黄色のエリアに全ての関数を作ります。

作業手順
①S5に通常のVLOOKUP関数を作ります。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-46.png



=VLOOKUP(R5,$B$4:$M$21,2,FALSE)

中身
検索値:R5 固定する必要ありません
範囲:B4からM21を絶対参照にする
列番号:2 
検索方法:FALSE

この状態でS5を右のセルにコピペするとこんな感じになってしまいます。

この状態ではダメなので次のステップで式を分解して式を作成します。

②式の分解

作業エリア外の余白にVLOOKUP関数を分解したセルを作成します。

分解前
=VLOOKUP(R5,$B$4:$M$21,2,FALSE)

これを・・・

S25
=VLOOKUP(R5,$B$4:$M$21,

=の前にある ’ ←クオーテーションは必須です。
これがないとエクセルは式の一部として認識してしまいます。

T25
,FALSE)

を入れます。
分解前にあった列番号は次のステップで挿入します。

③列番号の作成

余白の23行目に挿入したい列番号を数字を並べます。


④セルの結合
この並べた数字の2の下(T24)に次の式を挿入します。

$S$25&T23&$T$25

式の中身
$S$25→②で作成したS25です。
&T23&→23行目に作成した列番号とS25とT25を文章として結合するものです。
$T$25→②で作成したT25です。

これを挿入すると式の計算結果が文字列として

=VLOOKUP(R5,$B$4:$M$21,2,FALSE)

という結果が返ってきます。
この結果が正しければ、T24のセルをコピーして23行目に作成した列番号12まで作成していきます。
するとこのようなものができあがります。


⑤セルのコピペ
これをこのまま作業エリアに値の貼り付けたくなりますが、貼り付けても式を貼り付けただけになてしまいます。
24行目に作成した式を全てコピーして、Windowsに入っているメモ帳を起動し、そのまま貼り付けをして下さい

貼り付けが終わったら、また貼り付けしたものを全て選択してコピーします。その後に、作業エリアのT5に貼り付けしてみて下さい。すると作成した式がVLOOKUP関数として認識され正しい値が返ってきます


⑥作業エリア 下のセルにコピペ
S5からAC5を選択した状態で21列目まで式をコピペして下さい。一気に作成できます。作業エリアの完成です。


関数を分解して結合するテクニックは他の関数でも使えるテクニックになります。難しそうにみえますが慣れれば、すぐに作成できるようになります。このテクニックを使いこなせば巨大な関数を作ったとき苦ではなくなります。

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VLOOKUP 関数

VLOOKUP関数 複数の検索値条件で関数を作成する方法

VLOOKUP関数を作成したときに、基本では1つの検索値でないと検索できないですが、関数にちょっとした工夫を加えれば複数条件による検索が可能になります。

この表で実現したいこと
黄色の情報入力欄にて商品名(H列)と銘柄(I列)を入力したらVLOOKUP関数にてコード(J列)・単価(K列))・生産地(L列)を自動で表示させたい。

実現させる方法
通常のVLOOKUP関数では1つの条件でしか検索をかけることができません。VLOOKUP関数に検索値の欄にHとIを合体して参照する式を作成し、データーベース上に商品名を合体した式を作成すれば実現することができます。

データーベースの準備
VLOOKUO関数の性質上、検索値にあたる部分には他のコードと重複しない項目が必要になります。データーベースを一通り作成したら、固有コードを作る為にA列にはB列とC列を合体させた列を作ります。
A4にはセル同士を結合する =B4&C4 を入れています。このセルをA10までコピペしたら準備完了です。


複数検索を実現させた式
セル番号:J4にはこのような式が入っています。
=VLOOKUP(H4&I4,$A$4:$F$10,4,FALSE)

検索値:H4&I4
&を使ってセルのH4とI4を合体させています。これをすることで商品名と銘柄をセットにして検索値として認識してくれます。

範囲:$A$4:$F$10
A4からF10を絶対参照で指定

列番号:4
データーベース4列目のコードを飛ばす

検索方法:FALSE
完全一致した値を出す


複数検索かつ未入力と情報入力誤りを表示させた式

過去の記事でVLOOKUP関数にて検索値に未入力を表示させ、情報入力誤りを自動で表示させる式を組み合わせた式を紹介しました。
これに対応させた式はこのようになります。
=IFERROR(IF(H10=””,”未入力”,VLOOKUP(H10&I10,$A$4:$F$10,4,FALSE)),”情報入力誤り”)

H10が無記入だった場合は、未入力と表示され誤った情報が入ってたら情報入力誤りと表示されます。サンプルデータの10行目J・K・Lにこの式を組み込んでますので参考にしてみてください。


未入力の場合

情報入力誤りの場合

複数検索をかけるときのコツ
複数検索する場合は情報入力欄が2箇所になってしまいます。2箇所作りたくなければ、データベース上に簡単なコードを1列作ってしまうのも一つの方法になります。単純に上から順番に12345と番号を振っていくだけでも十分OKです。VLOOKUP関数の性質上、他のコードと重複してなければ結果として返ってきますので状況に応じて楽な手段を選んでみてください。

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VLOOKUP 関数

VLOOKUP関数を使うときに覚えておくと効率的になるテクニック

VVLOOKUP関数を使ったエクセルのシートを作るときに覚えておくと便利なテクニックを紹介します。

テクニック1
データベースシートを専用に作る
大きなデータベースを使って作業をする場合はデーターベース専用のシートを作ると良いです。
データーベースの隣に作業スペースを作っても良いですが、データーベースエリアは一度データをおいたらほとんど手を触れない場所になります。作業エリアで作業している間にうっかりとデーターベース部分のところに触れてしまったら時間の無駄になってしまいます。

テクニック2
列の絶対参照・行の絶対参照を使いこなす

列の絶対参照
下記の画像のようにC列の下に関数をコピペするときに使うときに便利です。
列の絶対参照が入っている部分はこの$の部分です。

式の中身
=$B2*$D$1
$B2→本体価格の18900円
$D$1→10%

これがあることで下にコピペしてもB列の下にコピペしてもB3やB4にも正しい結果が返ってくるようになります。

行の絶対参照
横に対して絶対参照をかける方法です。下記の画像のように右にある単価と本数をかけた場合に表を作成したものです。

E5の式の中身
=$C$5*E$2
$C$5→本数を固定
E$2→単価の100円を指している

E$2の部分を行参照にしています。この状態で右のセルにコピーしていくと自動的にそれぞれの単価で本数をかけた結果が表示されます。


VLOOKUP関数の場合だと検索値の部分で列と行の絶対参照が有効です。

テクニック3
関数の一括置換して効率的に式を作る
下記の例で関数に対して一括置換をかけることで簡単に黄色のエリアに正しいVLOOKUP関数を作成することができます。

①検索値のセルを固定する
=VLOOKUP($I$5,$D$4:$G9,2,FALSE)
上記の赤丸の部分にこのような式を作成します。

②J5を右にセルコピーする
コピーすると自動でK列・L列に式が挿入されます。

③式を修正する
列番号が正しくなるように修正します。
K列(修正前)
=VLOOKUP($I$5,$D$4:$G9,2,FALSE)
K列(修正後)
=VLOOKUP($I$5,$D$4:$G9,3,FALSE)

L列(修正前)
=VLOOKUP($I$5,$D$4:$G9,2,FALSE)
L列(修正後)
=VLOOKUP($I$5,$D$4:$G9,4,FALSE)

修正したあとはこのようになります。

④式に対して置換する
J・K・Lに入っている関数に対して一括で置換します。
キーボードのコントロールボタン、シフトボタン、アットマークボタンを同時に押します。押すと、式の中身が表示されます。


⑤一括置換する
黄色エリアにある式に対して一括置換します。
今、これらの式が入っています。
J5
=VLOOKUP($I$5,$D$4:$G9,2,FALSE)
K5
=VLOOKUP($I$5,$D$4:$G9,3,FALSE)
L5
=VLOOKUP($I$5,$D$4:$G9,3,FALSE)

検索値の$I$5が入っている為、下にドラッグしたら全てI5を参照してしまい5行目に入ってる式と全く同じ結果になってしまいます。ドラッグしたあとに1個ずつ直すことで正しい結果を出すこともできますが、これが100個や1000個になれば手で直す事は困難になります。ここで一括置換をすれば簡単にドラッグ可能な式を作成することができます。J5・K5・L5をドラッグで選択し、コントロールボタンとシフトボタンとアットマークボタンを同時に押します。このような感じでセルが式の中身を表示するようになります。

次に、コントロールボタンとHボタンを押して置換メニューを表示させます。

メニューを表示したら
検索する文字列→ $I$5
置換後の文字列→ I5
を指定しすべて置換をクリックします。

置換後は閉じるを押して下さい。
J5・K5・L5に入っていた式の一部が$I$5からI5になっているはずです。これを確認したら再度コントロールボタンとシフトボタンとアットマークボタンを同時に押します。これで元に戻ります。

⑥セルのコピー
J5・K5・L5を下のセルにコピーして下さい。
これで一括で式の作成が完了となります。

応用すれば他の関数でも活用できます。複数の式の置換があればこのテクニックを使ってみて下さい。

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VLOOKUP 関数

VLOOKUP関数のエラーを表示させないようにするコツ

VLOOKUPでエラー表示が出たとき下記のチェックをしてみてください。

#N/Aが表示されてしまう。

原因① データーベース上に値がない。
完全一致もしくは近似値の値が見当たらない可能性があります。

→対応
範囲指定した中に検索値が含まれているか、検索値が左側のセルに存在するか確認してください。下記の例だと検索値にデータベース上に存在しない商品コード9・8・7を入力していることが原因です。データーベース上に9・8・7のコードをもたせたデーターを追加するか、商品コードをデーターベースの中にある数値を入れることで解消されます。


原因② 検索値に値がない
データ入力箇所に検索値に値が入ってない場合は#N/Aが表示されます。

→対応
回避する手段としてIFERROR関数と組み合わせると良いです。検索値にコード入力がされてないとVLOOKUPでは値がないことでエラー表示となってしまいます。

J列に入っている式にはこのような関数が入っています。
=VLOOKUP(I5,$D$4:$F$9,2,FALSE)

ここにIFERROR関数を入れると
=IFERROR(VLOOKUP(I5,$D$4:$F$9,2,FALSE),””)
検索値に値が空白であってもエラー表示されなくなります。


原因③ 検索値とデーターベースの値が完全一致していない
データーベースにある値と入力欄の値が一致していとVLOOKUPでは違うデーターとして認識し正しい結果が返ってきません。

→対応
必ずデーターベースと一致するものを入力するようにしてください。
下記の画像のようにりんごは一致しますが、リンゴやリンゴはエラーとなります。データーベース上に存在する”りんご”を入れるようにしてください。

原因④ 値が近似値になっている。(FALSEを指定している)

検索値の値がデーターベース上にある値と異なっているか、近似値になっていることが原因です。

→対応
検索値を数字として、データーベース上の数字を参照して呼び出しているときに起きる現象です。VLOOKUP関数の検索方法をTRUEにするか、データーベース上にある数値と一致させてください。

検索方法をFALSEを使うならば商品コードをデーターベース上にある数値と同じにしてください。

検索方法をTRUEを使うことで、商品コードが近似値となっていて合致しているものを検索結果として結果が返ってきます。下記の画像のようにデーターベース上に存在しない1.5を使っても近似値となる”りんご”が結果として出てきています。

原因⑤ データーベース上の並び替えをしていない(TRUEを使っている場合)

VLOOKUPの性質上、データーベースに存在するデータの上にある数値から値を返してきます。

↓の画像だと、商品コード1を選択した場合、データーベースの上から順番に見ていった場合1に該当するコードは存在しないことになっています。検索値に2を入れた場合、2から3.9までが”りんご”という値を返してきてます。

→対応
データーベース上の値を並び替えする。データーベース上のコードを昇順で並び替えすることで正しい結果が返ってきます。

並び替えの仕方
①データーベース上の並び替えしたい範囲をドラックで選択する

②上のタブからデータ→並び替えをクリックします

③並び替えのメニューが出てきたら最優先されたキーの箇所に検索値となる列を指定します。順序は昇順を指定し、OKを押します

④正しく入れ替わったか確認する
並び替えが正しくできているか、検索値の値が正しいものが出ているか確認してください。

→対応②
検索方法をTRUEではなくFALSEに修正してください。

原因⑤各種項目の指定が誤っている
検索値→誤った箇所を指定している。
対応:正しい箇所を指定してください。

範囲→範囲指定が変な所を設定している。
対応:範囲を見直してください。コピペして範囲がズレた場合は範囲をセルを$で囲み絶対参照にしてください。

列番号→範囲からはみ出た番号を指定している。
対応:範囲で指定した列番号にしてください。

#REF!が表示される
原因:参照している先の値(セルや行・列・シート)を削除した。

対応:正しい式を組み直すか、削除する前の状態に戻して下さい。VLOOKUP特有の問題ではないですが、うっかり1列削除してREFが大量に表示されたときはびっくりしてしまいますね。

例:検索値にあるJ列を削除すると・・・

こんな感じに検索値がなくなった為、REFが大量に出現してしまいます。

VALUEが表示される

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サンバブラジルのレビュー(仙台駅近くのシュラスコ屋さん)

仙台駅から徒歩5分の場所にあるシュラスコ屋さんサンバブラジルを紹介します。仙台にはシュラスコ屋さんが3店舗あります。コスパが良さそうなお店ということで行ってきました。

店名:サンバブラジル

住所:宮城県仙台市青葉区中央2丁目6−33 第6藤栄駅前ビル3F

Google Mapsの評価 ★4.7 レビュー数 45 おすすめ度 100%

ランチメニュー

ランチは2種類用意されています。

レギュラーコース 1,480円

サンバランチコース 1,980円

コースの違いはシュラスコで回ってくる肉の種類が違うだけで、ドリンクとサラダバー・ビュッフェは同じ内容です。

1,480円からシュラスコが食べられるのは嬉しいですね。お肉を沢山食べたい方にオススメです。

お店の雰囲気

場所

ビルの中にあるお店です。エレベーターに乗って3階で降りたらすぐ店内になります。ビルの前に看板があるので見つけるのには苦労しないと思います。1階はラーメン屋さんでした。

フリーワイファイ

有り 壁にある案内を見て接続できた。

席 4人座れるテーブルと2人用のテーブルがあります。25人くらい入れそうです。

サンバの映像

店内の壁に設置されてたテレビでサンバの映像が流れていました。色んな出し物を見ることができます。テレビからは音楽はそんなに出てないので食事の邪魔になりません。

シュラスコのシステム

人生で初めてシュラスコに行きました。シュラスコは、店員さんが肉の塊を持って各テーブルに回り切り分けてくれました。

沢山食べたければ2切れ、苦手であれば断ります。お腹一杯になったり休憩するとタイミングになったら、回らなくて良い合図(テーブルにあるトランプ返す)をすると回らなくなります。

切り分けてくれた肉はテーブルの上にある調味料か、サラダバーに置いてある調味料をとって好みの味で食べられます。

お肉

ランプ

赤身が多い肉。レアステーキのような感じで、一番好きだった。

イチボ

薄く切られてた。カリカリに焼かれた部分が美味しい。

焼きパイナップル

パイナップルを串に刺して焼いた料理。食べる前はあまり期待していなかったのですが、意外と美味しかった。焼いたからといってパインの甘い部分がなくならず、より甘さを感じました。5枚位食べた。

調味料

調味料として大きなチーズがありました。これを削って肉にかけて食べます。

その他の調味料はタバスコ、岩塩、ビネガーソース、和風醤油ソースがあり、肉の味に飽きずに食べ続けられます。

チーズ削り機も用意されてます。

ビュフェ・サラダバー

マカロニにチーズを乗せて焼いた料理、ポテト、玉ねぎのフライ等が置いてありました。見たことない漬物?やブラジル料理が沢山ありました。ライスは自由に盛り食べることができます。

デザート

・フルーツが沢山入ったゼリー

私の好みでした。フルーツが沢山入っていていくらでも食べられました。

・チョコと焼いてあるワッフル

・シフォンケーキ

ドリンクバー

ランチだとドリンクバーが付いてきます。ビュッフェの料理が置いてある所にドリンクバーの機械が設置されていてコーヒーと水が飲めます。それと、店員さんがお茶を持って注いでくれました。

最後に

店員さんが気さくで話しやすい雰囲気でした。子供にも笑顔で接してくれて楽しく食事ができました。安い値段でお腹いっぱいお肉が食べれたので満足しました。

最後の方になるともう無理という感じになってしまいました。夜は違ったコース料理を提供しているみたいなので機会があったら行ってみたいです。

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仙台メルパルク フォレスタ ランチバイキングのレビュー

仙台メルパルクホテルにあるランチバイキングを紹介します。

仙台駅から車で10分の場所にあるホテルです。駅からも近く、歩こうと思えば行ける距離です。

レストランはホテルの地下にあります。吹き抜けのホールがありますので迷わず行けると思います。ホールからお店の様子を見ることができますので混んでたり、料理の内容が見れるのでちょっと雰囲気を見てから入店すると良いです。

場所 〒983-0852 宮城県仙台市宮城野区榴岡5丁目6−51

お店の雰囲気

店の場所は地下にありますが、吹き抜けになっている場所なので、外の日差しが入るので明るいです。地上と変わらないです。ホテルなので静かでBGMを聞きながらゆっくりと食事ができます。

店に入ると店員さんが席を案内してくれます。メニューはランチバイキングのみです。

席は4人テーブル、カウンターテーブル、大人数用のテーブルが用意されていました。

店内は大きいので大人数で行っても大丈夫だと思います。

ランチバイキングの情報

時間 11時30から14時30まで。

平日(月~金曜)※祝祭日を除く

おひとり様 1,200円(税込)

小学生    800円(税込)

未就学児(3才~)300円(税込)

土・日・祝祭日

おひとり様 1,500円(税込)

小学生    900円(税込)

未就学児(3才~)300円(税込)

誕生日月、誕生日に来店すると割引サービスがあるそうです。

ソフトドリンク飲み放題付き

料理

和食

とんかつ、蕎麦、カレー、牛煮込みなど

洋食

パスタ、キッシュ、ポテトフライなど

中華料理

肉まん

デザート

ケーキ、お餅、シュークリーム、フルーツ

毎月提供される料理が変わりますので定期的に行っても楽しめます。WEBサイトにメニューが掲載されますので、好きな料理があるときは行ってみると良いです。バイキングにとんかつがあるのは、意外で珍しかったです。とんかつにカレーをかけて食べると美味しい。幼児が食べられる料理も沢山あり、食べられなくて困る事はないと思います。

デザートはどれも美味しくて、ホテルのランチバイキングでしか食べられない味でした。特にシュークリームのクリームが濃厚で沢山食べました。

最後に

移動は車か電車がオススメ

メルパルクホテル周辺には観光する場所は無いので、車で立ち寄って別の場所に移動するのなら良いと思います。仙台駅から徒歩で移動してきたとしても帰り道に何もないので、つまらないです。最寄り駅にある仙石線榴岡駅(つつじがおか)から電車に乗って松島に行くのも良いかもしれないです。

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梵天食堂のランチバイキングのレビュー

仙台に沢山店舗がある梵天食堂(ぼんてんしょくどう)に行ってきました。梵天食堂は、ランチのメニューを注文するとおかずバイキングが付いてくるのでお得な食べる事ができます!

店舗

仙台に5店舗あります

http://bontenshokudou.com/dining/

会計

クレジットカードの使用可

注文方法

店舗によって方法が違うかもしれないですが、席に座ってメニューから選んで注文します。注文したら、ランチバイキングの説明を受けてスタートになります。

ランチバイキングの内容

席の時間2時間

バイキングの時間 1時間30分

メイン料理は899円から用意されています。5歳未満の子供は無料。

注文が終わったらバイキングスタートになります。おかずが置いてある場所にいって好きなものを取りに行って食べる形になります。

バイキングで食べられるもの

惣菜、サラダ、ご飯、味噌汁、デザート

惣菜の揚げ物は毎日変わるみたいです。

私が行ったときは、春巻きが提供されました。厨房で揚げてた春巻きがすぐに出されるので美味しいです。その他、グラタン・肉じゃが・パスタ等の惣菜がありました。料理がなくなるとすぐに補充されますのでなくなっても心配いらないです。デザートは杏仁豆腐でした。杏仁豆腐に甘いフルーツシロップをかけて食べるとおいしいです。

注文した料理

サーモンいくら丼 899円

ご飯の上にサーモンが置いてあって、その上にイクラが乗っています。サーモンを沢山食べたい方にはオススメです

穴子天丼 899円

どんぶりからはみ出る位、大きい穴子が乗っています。

お腹いっぱいランチを食べたい方にオススメです。惣菜が美味しいので何度もお代わりできてしまいます。小さい子供も無料で食べれるので総額で考えれば安いと思います。

その他

COOPの会員証を持っているとお得になります。サイトに乗っている店舗だけだと思いますが、会員証を提示するとちょっとお得になります。

https://www.tohoku.coop/service/detail.php?p=95

ランチタイム→ぷちデザート

ナイト→乾杯ドリンクサービス

最後に

日曜日の少し遅い時間に行ったのですが沢山の人が入っていました。混んでいたのですが、料理の提供とバイキングの料理の提供が早くて満足しました。

カテゴリー
仙台

おっぺしゃんらーめんの紹介

仙台で有名なラーメン屋さんは何かというとおっぺしゃんラーメンとあがるくらいい知名度が高い有名なお店を紹介します。仙台に5店舗、県外に5店舗あります。

今回行ったお店 おっぺしゃんらーめんン仙台若林店

住所:〒984-0811 宮城県仙台市若林区保春院前丁1

学校の隣にあるので学生が多いです。2車線道路ですが狭い道路に面した場所にあるので、車で駐車するときは店鋪に入るのに苦労するかもしれないです。

お店の作り

机 カウンター 8席 テーブル24席?

来店と同時に案内されますが、満席だったら、入り口にある受付票に名前を書いて順番を待つようになっています。店が満員のときは壁側にある腰掛けで待てます。10人くらいは腰をかけることができます。満員時にカウンター席に座ると、そのすぐ後ろで腰を掛けて順番待ちしている人がいるので気になります。

机に置いてあるピッチャーで自分で注ぐ。

ティッシュ

2席に1個の間隔に設置されている。

注文方法

机に着席してから店員を呼んで注文する。

おしぼり、台拭き

無かった

食べ方の案内 あり

右側に書いてあるとおり。

注文方法の指定

麺のかたさと脂の量を注文できます。

麺の硬さはバリをオススメしていますが、ふつうでも少し麺が硬いです。硬い麺が好みではなければ”ふつう”か”やわ”を選ぶと良いです。

調味料

ラーメン返しタレ

コショウ、ラー油、餃子と唐揚げのタレ

コク出しにんにく

このにんにくが席に置いてあります。味付けが強烈なにんにくですので、蓋にも書いてあるとおり1杯入れるのがちょうど良いです。美味しいですが入れすぎるとスープの味が変わってしまいます。

注文したラーメン ちゃーしゅーめん

具材

チャーシュー

きくらげ

たまご

のり

ねぎ

長時間煮込まれてトロトロになったチャーシューが沢山入っています。モツ煮の肉がチャーシューになったような感じです。チャーシューに飽きてくるので、麺とバランスよく食べると良いです。

麺 細麺 ストレート

注文時に麺のかたさを注文できる。オススメは二番目に硬いバリだそうで、他のお客さんもこれを注文していた。普通を注文しても少し硬さが残る程度だった。

スープ 濃厚な豚骨スープ

飲んだとき豚骨の味が口に広がり、脂のドロッとした感じが残る。注文時に好みの脂の量を頼める。脂の量はノーマルでも多いので苦手な人は少なめを頼むと良い。今回はギトギトを注文してみた。スープをレンゲでかき混ぜても脂は沈まず浮いている。脂を飲んでいるかと思うくらいギトギトだった。家に帰ると少し胃もたれしてしまった。スープをのんでいる途中でニンニクを入れると刺激的な豚骨スープとなる。スープの味が濃いので喉が乾く。追加で頼めるライス(120円おかわり無料)をスープの中に入れると良い。

おかわり無料だが、ライスの盛り方は小盛りからばく盛りまで指定できる。

その他

毎月10日は豚骨の日

おっぺしゃんらーめんが500円で食べられます。さらに、店舗のLINE登録しておくと定期的にクーポン券が配信されます。10日になると、豚骨の日でも使えるクーポン券が配信され、おっぺしゃんラーメンが、チャーシューめんに変更無料でできます。LINE登録は事前に登録しておかないと配信されないので、注意が必要です。

最後に

チャーシューめんというから、大きく切ったチャーシュが出てくるとイメージするかもしれませんが、トロトロに煮込まれたチャーシュが出てきます。トロトロの肉が好きではない人は合わないかもしれないです。豚骨の日は安いので多くのお客さんが来るので、少し時間をずらしていくと良いと思います。